株式会社K-BIT

システムインテグレーション事業 DIサービス事業

K-BITのDIサービス事業部では、大手ベンダーと協力し、
流通・産業分野向け業務システムのトータルサポートを展開しています。

特に製薬業・装置製造業において、システムの開発、運用・保守、業務アウトソーシングへの対応など、
数多くの実績を保有。システムの周辺にある様々な業務にしっかりと対応し、
お客様の業務プロセスを多方面でサポートしています。

また、新規開発に比べ、コスト削減や信頼性・柔軟性・俊敏性向上の実現が見込める、モダナイゼーション開発を用いたシステムソリューションにも対応。
稼働中のシステムの再構築をお考えの際は、K-BITのDIサービス事業部にお任せください。

K-BITのDIサービス事業とは

K-BITにおけるDIサービス事業の内容

K-BITのDIサービス事業部には、事業部内に製薬保守グループと民需ソリューショングループ、そしてモダナイ推進グループの3つのグループがあります。「DI」とはディストリビューション・インダストリーを指し、それは「流通産業」という意味です。私たちの事業部では、この3つのグループで「流通産業」に関連するシステムの開発・運用・保守業務を行っています。

DIサービス事業部の主な業務

DIサービス事業部が属しているSIサービス事業本部には、もう一つ、ICTサービス事業部があります。ICTサービス事業部は、新規案件の業務システムにおける開発などを行うのがメインです。私たちDIサービス事業部の方では、以前より弊社が請け負ってきたクライアントのシステムにおいて、その運用・保守、また必要に応じた新規開発がメインになってきます。
‥‥ですので、DIサービス事業部に配属されているスタッフのほとんどは、クライアントの事業所に常駐して業務にあたっています。また、モダナイ推進グループでは、モダナイゼーションによるシステム開発を行っています。

モダナイゼーションによるシステム開発

モダナイゼーションとは、システムの開発手法の一つです。以前から使用しているホストの仕組みなどの良い所はそのまま残しつつ、新しい技術や新しい言語などに置き換えたりしながら再構築をしていきます。そうすることで、コストを比較的低くできるなどのメリットがあるんです。家で言うと、新築ではなくリフォームというイメージの開発方法ですね。

事業部の体制

大手ベンダーと共に

SIサービス事業本部に属する事業部、つまり私たちDIサービスグループとICTサービス事業部ですが、どちらも大手ベンダー企業が直接的なクライアントになります。その大手ベンダーが企業に向けて営業をし、受注してきたシステムの開発や運用・保守業務を我々がする‥‥というイメージです。いま現在で言うと、製薬業と鉄鋼業、あとカーナビゲーションを作られている企業のプロジェクトなどが動いています。

オンサイトでのサポート

ベンダーが取引をしているクライアントが、最終的に私たちが行っているサービスを提供する先になるわけですが、その一つである大手製薬会社様とK-BITとは、もう15年以上の継続したお付き合いになります。そちらとは、運用・保守業務、また必要に応じた開発業務を続けてきました。先方の事業所に常駐して作業にあたる、オンサイトでのサービスを提供しています。

プロジェクトをカタチにするために

綿密な打ち合わせが重要

事業部で扱うプロジェクトの中には、時に非常に困難な内容の案件を扱う場合があります。
そんなプロジェクトを達成するために、重要なのは綿密な業務プロセスの設計です。先ほどお話しした取引中の製薬会社は、数年前に別の製薬会社と統合されました。それに伴い、システム関係の統合も必要だったのですが、それに許された時間は半年という非常に短いものでした。両社がこれまでに使っていたシステムのうち、どちらがどの部分で優れているのか。

統合後のシステムは、どちらの方に近づいているべきなのか。どうすれば、より早く確実にプロジェクトを完了させられるのか。‥‥そのようなことを、打ち合わせを繰り返し、徹底的に詰めていきました。正直、手を動かすよりも打ち合わせに要した時間の方が長かったと思います。そしてプロジェクトが完了した際には、お客様の上層部からも高い評価をいただきました。

企業文化を考慮して業務を遂行

企業には、それまでに培われてきた社風や文化があります。先ほどの例で言えば、同じ製薬業という業界であっても、一方は業務システムに慣れ親しんだ企業、もう一方は、現場レベルの話ですが、これまでのやり方を変えて欲しくないと思っていたようです。そう思っている人たちに、新しくなるシステムの価値を説得するのは、なかなか困難でした。‥‥でも今後の我々にとって、いわゆるアナログな手法で業務を行っている企業こそが、これから新たなお取引を持てる可能性がある企業とも言えます。

コミュニケーションを重視

「お客様との良い関係」とは

私たちの事業部は、古くからのお取引を継承している部隊であり、また提供するサービスもスタッフ常駐型のものです。お客様に近い場所で業務にあたっている分、お客様と常に会話をし、今どんなことに困っているのか、何をしたいと思っているのか、そういったことを引き出せるよう気をつけています。まだまだ若手のスタッフには、「お客様との良い関係」を、雑談ができることだと思ってしまっている者もいるんですが、もちろんただの雑談には意味がありません。お客様の話の中から、お客様の要望・希望を読み取ってあげるのが、本当の意味での「良い関係」だと、スタッフたち常に伝えています。

業務に対する想いと、情報共有の大切さ

業務に対して常に意識しているのは、与えられている状況の中で、品質をいかに最善のものにするかという点です。品質って、良くしていくのは当たり前のことです。しかし、時間が無限にあるわけではない。自分たちに与えられた状況の中で、お客様にとって最も価値の高いものを提供できるよう努力しています。また、スタッフ同士での情報共有に関しても、かなり意識しています。プロジェクト内での情報共有の方法としては、とても単純とも言えるのですが、決まった間隔で進捗会議などの報告会を設けています。必要な場合は、毎日のようにこの報告会を行い、その日にやることを伝えあったりもするんです。本当にシンプルな方法ですが、一番確かな方法ですね。

企業スローガンに対する思い

困難を「わくわく」に変える

私たちDIサービス事業部は、いま売上目標を非常に高く設定しています。普通にやっていてはとても達成できない、本当に困難な目標です。でも困難って、「わくわく」に繋がっていると思っています。事業部内のスタッフたちには、「この困難を『わくわく』に変えていこう」と、部会などでは伝えていますね。

事業部の今後について

DIサービス事業部の今後の展開

私たちが担当するのは、どちらかと言えば過去から引き継がれてきたものをコツコツと続けてきた事業です。もちろん今後も、この事業を継承してやっていくのですが、一緒になって動いているコアパートナーのベンダー企業からみて、「この仕事はK-BITじゃないと任せられない」と思ってもらえるような分野や技術も培っていきたいです。とにかく、今まで以上に積極的に取り組んでいく必要があると感じています。先ほどお話しした困難な目標設定も、その想いの表れです。今までと同じことで褒めてもらっても駄目、今まで以上のことをして新しい褒められ方をしないといけない‥‥、その想いを持って、今後も取り組んでいきます。

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